白いナマコの話

第二の海奇生物



それは冬の日の魚市場。
この時期はナマコのセリが最盛期という事もあり、多くのナマコが箱に並ぶ。
一区画だけ人の集まっている場所があり、ナマコを触っている人達がいた。
ここまでは普通、しかし少しだけ様子が違っているようだった。
何事だろうと思っていた店員。
人が減ってきた頃、近くに行って見てみると、黒いナマコ達の中に一匹だけ白いナマコがいるのが見えた。
白いナマコと言えば、死んでしまったナマコは白くなって溶けてしまう
しかし、このナマコは硬いままで生きていた。
さらに記念に写真を撮ろうと箱の淵に乗せた時、腸を吐き出した。
腸は黒っぽく張りがあるようだ。

写真を撮った後はまた水に戻し、その後のセリで白いナマコの入った箱も他のナマコと同じように売られていった。
何処の仲買さんが買っていったかは覚えていない。

白いナマコ

白いナマコの正体はアルビノだったらしい。(色素異常
二十日ネズミや白ウサギと同じ状態で、通常黒くなるナマコが白いのも頷けた。
店長さんによると、これもごく稀に見る事があるとか。

店員もこのナマコの他に見る事もあるのかもしれない。
これを読んでる(かもしれない)皆さんにも、もしかしたら…


追記。
そして先日、千葉の方で似たような状態ののカツオが揚がったそうなのでご参考までに。
白いカツオ


白いナマコの話・完
何だか某狩猟ゲームに出るモンスターみたいだ^^

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